音名
Jazz理論を学ぶのに
まず最初に音名からスタートしましょう
ジャズでは基本的に音名の英語表記を覚えることが 必要になります
和音の記号であるコードネームが英語表記だからです
ドレミファソラシド はイタリア語表記です
これを英語表記にするとCDEFGABC になります
#シャープ(半音上がる)♭フラット(半音下がる)などの変化記号はC#(ド#)G♭(ソ♭) などのように英語音名の後ろにつけます
ディグリー(度数)といって数字で表すのもよく使われます(1-2-3-4-5-6-7-1)
これはメジャースケールを数字化したディグリー(度数)です
コードに対してのディグリー(度数) など 目的別で数字は使い分けますので何に対しての数字なのかは、しっかり意識しましょう
ディグリーは音程の相対的な感覚であらわしているので、移調などに便利です
ディグリー(数字)表記の時の#シャープ(半音上がる)♭フラット(半音下がる)などの変化記号は【♭3 、♭7】などのように 数字の手前につけます
♭(フラット)を【−3、 −7】 などのように マイナス記号で書くこともあります
◻︎音程
音程とは二つの音と音の距離のことをいいます
音程表記と半音の数のルールを知っていれば
複雑に見える音と音の関係性をシンプルに考えることができます
メジャースケールの(1234567)を音程では
(P1 M2 M3 P4 P5 M6 M7) と表します
1オクターブには12音あるので、次のように音程表記とディグリー(数字表記)そして半音の数を理解すると、どれでも音程は完璧に探せます
P1=半音0個 ド
m2(♭2) (#1)=半音1個
M2 =半音2個レ
m3 (♭3)(#2)=半音3個
M3 =半音4個. ミ
P4 =半音5個. ファ
a4(#4)(♭5)=半音6個
P5 =半音7個. ソ
a5(#5)(♭6)=半音8個
M6 =半音9個. ラ
m7(♭7) (#6)=半音10個
M7半音=11個. シ
P8(オクターブ)=半音12個. ド
✳︎省略記号と日本語表記
P=perfect=完全
M=major=長
m=minor=短(♭)
a=augumented=増(#)
dim=diminished=減(♭)
音程とdegreeと半音の数
これらをゆっくり確実に探しだせることが大事です