□アドリブソロの構成
なぜアドリブソロの構成を学ぶのか?
行き当たりバッタリで演奏してしまいがちなアドリブを全体性を意識しながら演奏することで全体を意識したアドリブの感覚を作り上げることができるからです
方向性なしに行き当たりばったりで
行くのもいいですが ある程度 盛り上がりなどを自分のコントロール下に置けると流れに任せるか 自分でコントロールするかも選択できます
音が感覚に与える仕組みを利用して
全体を見たアドリブを物語のように
構成できます
全体の捉え方
相対感覚と演奏
ガイドライン
を学びます
□アドリブの構成力を高めたい
□アドリブがまとまりがない
□アドリブが盛り上がらない
□アドリブが行き当たりバッタリ
そんな方にオススメです
□必要トピック
スケールでアドリブ出来ること
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shingo segawa
アドリブの構成力
全体の方向性を意識して練習することで
しっかり盛り上がり やバランスをコントロールすることができる
◻︎全体のバランス
相対するものをバランスよく使う
☆演奏する場所 | 演奏する(play) | 休む(rest) |
メロディー | シンプル | 複雑 |
音の高さ | 高い | 低い |
音域 | 広い | 狭い |
コードの緊張感 | テンション感 | 安定感(コードトーン) |
フレーズの長さ | 長い | 短い |
調性 | 調性 | 無調性 |
音質 | 明るい | 暗い |
テンポ | テンポあり | テンポ無し |
ダイナミクス | 強い | 弱い |
リズム | 細かい | 大きい |
◻︎全体の方向性
音の高さ (guide line)
フレーズの音域
ダイナミクス
リズム
Practice(バランス)
まずはバランスをとる練習をする
演奏 (する/しない) を二小節づつ くらいで演奏する
次に
シンプルなメロディー /複雑なメロディーのフレーズを 休みを挟みながら交互に演奏する
同じようにguide tone コードトーン/テンション
長いフレーズ/短いフレーズ
狭い音域のフレーズ/広い音域のフレーズ
なども試す
Practice(方向性)
1コーラスか2コーラスくらいのコード進行にたいして 作りたい方向性を ライン(線)で描く
このラインを相対的なものに当てはめる
今回は 音の高さ に当てはめます
コード進行に対して
コードトーンかテンションか(アボイドノートは省く) でguide tone(ガイドになる音)を作っていきます
最初に ピークの音(peak point)を 設定します
次に 描いたラインのような guide lineを適当に 設定していきます
↓こんな感じで
practice
コード進行に対してガイドトーンだけを演奏します
次にこれを通過したり 目的地とするアドリブを練習します
このように全体の方向性を意識して練習することで
しっかり盛り上がり やバランスをコントロールすることができるか 確かめてみて下さい
出来たら自分なりに応用することでオリジナリティーのあるアドリブ構成ができると思います
||:Play rest play rest||
コードトーン テンション
音域 狭い 広い
など
フレーズの終わりの音を ガイドにする
例外をなくフレーズの終わりを ガイドラインに乗せる