□アボイドノートとは
使えるスケールがわかった時、使う時に注意して使う音です
アボイドノートはコードトーンに対して
きつい音程のぶつかりがある音だからです
アボイドノートを知っていると
スケールの中で適当に弾いた時に間違ったように聞こえてしまう音を弾くことが無くなります
アボイドノートと言うと
英語でアボイドは【避ける】という意味です
では使わなければいいのでは?となりますが
きつい音程のぶつかりが生まれるので
【注意して使う音】と考えてください
今回はダイアトニックコードで考えます
アボイドノートはダイアトニックコードに使えるスケールがわかった後
スケール上に コードトーンに対して♭9th上の音程の音があれば それのことをアボイドノートといいます
簡単な探し方は
Step-1【コードトーンに対して】
Step-2【スケール上で一つ上の音が】
Step-3【半音上の時】
その音はアボイドノートです
例として
キーがCでコードがCのとき 使えるスケールは(ドレミファソラシド)です
コードトーンは(ドミソ)です
【ド】(コードトーン)に対してスケールの一つ上の音の【レ】
ドとレは【半音二つ】の音程
【ミ】(コードトーン)に対してスケールの一つ上の音の【ファ】
ミとファは【半音】←見つかりました
(ファ)はkey CでコードがCの時アボイドノートと探し出せました
【ソ】(コードトーン) に対してスケール一つ上の音の【ラ】
ソとラは【半音二つ】の音程
このようにキーがCでコードがCの時
(ファ)がアボイドノートだと分かりました
(ミ)と1オクターブ上の(ファ)の♭9音程は弾いてみると、きつい音程の不協和を感じるとおもいます
このルールに基づいてアボイドノートを理解しておくと
応用として
コードがCの時でもミを弾かなければ ファはアボイドではなく 使える音になるのがわかるとおもいます
✳︎注意
アボイドノートは解決しないで鳴るとき不協和が残る状態が生まれて 間違って聞こえます
コードの中の(ミ)の音を弾いていても メロディーで(ファ→ミ)など不協和がきれいに解決する時は(ファ)の音はアプローチする音としてきれいに聞こえます アボイドで生まれる緊張感は解決先を意識できるといいと思います
このようにアボイドノートを知ると
アドリブで間違ったようなきつい音を意識的に避けることができ より安心してアドリブ出来るようになります