21アドリブソロの構成

□アドリブソロの構成

 

なぜアドリブソロの構成を学ぶのか?

 

行き当たりバッタリで演奏してしまいがちなアドリブを全体性を意識しながら演奏することで全体を意識したアドリブの感覚を作り上げることができるからです

 

方向性なしに行き当たりばったりで

行くのもいいですが ある程度 盛り上がりなどを自分のコントロール下に置けると流れに任せるか 自分でコントロールするかも選択できます

 

音が感覚に与える仕組みを利用して

全体を見たアドリブを物語のように 

構成できます

 

全体の捉え方

相対感覚と演奏

ガイドライン

 

を学びます

 

□アドリブの構成力を高めたい

□アドリブがまとまりがない

□アドリブが盛り上がらない

□アドリブが行き当たりバッタリ

 

そんな方にオススメです

 

□必要トピック

スケールでアドリブ出来ること

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shingo segawa

 

アドリブの構成力

 

全体の方向性を意識して練習することで

しっかり盛り上がり やバランスをコントロールすることができる

 

◻︎全体のバランス

相対するものをバランスよく使う

 

☆演奏する場所 演奏する(play) 休む(rest)
メロディー シンプル 複雑
音の高さ 高い 低い
音域 広い 狭い
コードの緊張感 テンション感 安定感(コードトーン)
フレーズの長さ 長い 短い
調性 調性 無調性
音質 明るい 暗い
テンポ テンポあり テンポ無し
ダイナミクス 強い 弱い
リズム 細かい 大きい

 

◻︎全体の方向性

 

音の高さ (guide line)

フレーズの音域 

ダイナミクス

リズム

 

Practice(バランス)

 

まずはバランスをとる練習をする

演奏 (する/しない) を二小節づつ くらいで演奏する

 

次に 

シンプルなメロディー /複雑なメロディーのフレーズを 休みを挟みながら交互に演奏する

 

同じようにguide tone コードトーン/テンション

長いフレーズ/短いフレーズ

狭い音域のフレーズ/広い音域のフレーズ

 

なども試す

 

Practice(方向性)

 

1コーラスか2コーラスくらいのコード進行にたいして 作りたい方向性を ライン(線)で描く

このラインを相対的なものに当てはめる

今回は 音の高さ に当てはめます

 

コード進行に対して 

コードトーンかテンションか(アボイドノートは省く) でguide tone(ガイドになる音)を作っていきます

 

最初に ピークの音(peak point)を 設定します

次に 描いたラインのような guide lineを適当に 設定していきます

 

↓こんな感じで

practice

コード進行に対してガイドトーンだけを演奏します

 

次にこれを通過したり 目的地とするアドリブを練習します

 

このように全体の方向性を意識して練習することで

しっかり盛り上がり やバランスをコントロールすることができるか 確かめてみて下さい

 

出来たら自分なりに応用することでオリジナリティーのあるアドリブ構成ができると思います

 

||:Play rest play rest||

コードトーン テンション

音域 狭い 広い

など

 

フレーズの終わりの音を ガイドにする

例外をなくフレーズの終わりを ガイドラインに乗せる

20コードリハーモニゼージョン

□コードリハーモニゼージョン

 

コードリハーモニゼーションとは

コード進行に対して 別のコード進行を付け直すことです

 

なぜコードリハーモニゼージョンを学ぶのか?

 

単純なコード進行にもフレーズの色彩感を加えたりフレーズの 緊張感やインサイド アウトサイド の行き来のバランスもコントロールできるからです

 

既存のコード進行を見ながら

別のコード進行を想定する方法

配置バランス

 

などを学びます

 

□ワンコードが続くとき 変化がほしい

□コードとスケールをもっと活用したい

□スケールで色彩変化を出したい

□緊張感の高いフレーズの作り方が知りたい

 

こんな方にオススメです

 

□必要トピック

ドミナントモーション

ツーファイブ

ダイアトニックコード

セカンダリードミナント

セカンダリードミナントのウラコード

コードとスケールが弾けること

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コードリハーモニゼーションとは、決まったコード進行に対して 別のコード進行を付け直すことです

 

単純なコード進行に フレーズ(スケール)の色彩感を加えたり フレーズの緊張感や インサイド アウトサイドの行き来のバランスもコントロールできます

 

別のコード進行の探し方

Reharmonizeコードの探し方 

(コード進行の基本の動きを使う)

 

  • Dominant motion(Ⅴ7→Ⅰ)

 

  • ウラdominant motion(♭Ⅱ7→Ⅰ)

 

  • Ⅱm-Ⅴ7(Ⅴ7をⅡm-Ⅴ7に分ける)

 

  • ウラⅡm-Ⅴ7(♭Ⅵm7-♭Ⅱ7→ⅠM7)

 

  • コルトレーンチェンジ

(ⅠM7 -♭Ⅲ7-ⅥM7 【Ⅰ- (♭Ⅲ7=Ⅴ7)-ⅠM7】の繰り返し)

 

  • m3rd progression

 

circle of 5th (5度下に動く動きの連続)

 

C -F -B♭ -E♭ -A♭ -D♭ -G♭ -B -E -A -D -G 

 

  • ☆コード進行の中で決めたコードに向かうようにコードをつける(目的地にしたいコードに向かってコード進行をつけていく)

 

✳︎目的地と決めたコード以外を消すことで 新しいコードが付けやすくなる

 

注)テーマをreharmonizeするときは コードタイプをメロディーによって変えるが

アドリブのときは、気にしなくていい

 

Step-1 オリジナルコード進行

 

||Cm7 F7|B♭M7 E♭M7|Am7-5 D7|Gm |G7 ||

 

Step-2 目的地にしたい部分だけ残す

||        |B♭M7 |         |Gm | ||

 

Step-3 残したコードに向かうコード進行をつける

 

||B7     |B♭M |E♭m7 A♭7  |Gm | ||

 

一つのコードを分割してコード進行をつくることも出来る

 

例 ||C     |C ||→||C  G7 |C ||など

 

緊張感のあるフレーズが作れる

□分割する時【3 2 3】のリズムのフレージングなども使える

  • コード進行の連続を細かく作ってフレーズの色彩の移り変わりをつくることも出来る

 

例 ||C    |A7 ||→||C B7 |B♭7  A7 ||

 

□スケールの選択でさらに色彩変化を出せる

→◯7の時のスケールは自由に選択できる 

→スケール自体の色彩感を知っていると選ぶ時のイメージがつきやすい

  • 細かく捉えるだけでなく、逆にコード進行を大きくも捉えれるようにもする

 

例 ||Dm7 G7 |Em7 A7 ||→||G7 |A7 ||など

 

□キー(調性)でワンコードと捉えることもできる

 

   ||C A7|Dm7 G7 ||→  ||C | ||など

 

最大に 大きく捉えると曲自体を キー(調性)でワンコードと捉えることもできる

 

□アドリブの聞こえ方のバランスを取るために 残すコード(目的地) 省くコード(無くす)の配置バランスを考える (だいたい2小節くらいごとで目的地を決めるなど)

 

練習

Key Cの||:Dm7|G7|CM7|A7:||で大きく捉えるところから実践していく

 

@shingo segawa



Chord reharmonization  Autumnleaves

 

1 2 3 4 5 6 7 8
1 Cm7 F7 B♭M E♭M7 Am7-5 D7 Gm G7
2 Cm7 G♭7 F7 B7 B♭M7 E7 E♭M7/B♭7 E♭7 D7   A♭7 Gm A♭7 G7 D♭7
3 D♭m7/G♭7 F7 Bm7 E7 E♭M7 Am7-5 E♭m7/A♭7 Gm A♭m7/D♭7
4 C7 F7 B♭7 E♭7 A7 D7 G7 G7
5 Cm7 F#m7/B7 B♭M Fm7/B♭7 Am7-5 A♭7 Gm G7
6 D♭m7/G♭7 F#m7/B7 Bm7 E7 Fm7/B♭7 B♭m7/E♭7 E♭m7/A♭7 Gm A♭m7/D♭7
7 G♭7 F7 E7 E7 E♭7 D7 Gm G7
8 Cm7  F7 B♭M E♭M7 Am7-5 D7 Gm G7
9 C7 B7 B♭7 E7 E♭7 D7 Gm D♭7
10 G♭M/A7 DM7/F7 B♭M/A♭7 D♭M7/E7 AM7/C7 FM7/A♭7 Gm/A♭7 D♭M7/G7
11 Cm7/F F7 B♭M/F E♭M7/F Am7-5/D D7 Gm/D G7/D
12 D♭M7/E7 AM7/C7 FM7/A♭7 D♭M7/E7 AM7/C7 FM7/A♭7 Gm G7
13 G7/G♭7 F7 F7/E7 E♭M7 E7/E♭7 D7 Gm D7/D♭7
14 D7/D♭7 C7/B7 B♭M D♭7/C7 B7/B♭7 A7/A♭7 Gm E7/E♭7
15 Cm7/G7/Cm F7/C7/F7 B♭M/F7/B♭M7 E♭M7/B♭7/E♭M7 Am7-5/E7/Am7-5 D7/A7/D7 Gm/D7/Gm G7/D7/G7
16 Cm7/D♭7/Cm7 F7/G♭7/F7 B♭M/B7/B♭M E♭M7/E7/E♭M7 Am7-5/B♭7/Am7-5 D7/E♭7/D7 Gm/A♭7/Gm G7/A♭7/G7
17 B♭M B♭M B♭M B♭M B♭M B♭M B♭M B♭M
18 B♭M F7 B♭M F7 B♭M F7 B♭M G7
19 B♭M F#m7/B7 B♭M F#m7/B7 B♭M F#m7/B7 B♭M F#m7/B7
20 B♭M7/D♭7 G♭M7/A7 DM7/F7 B♭M7/D♭7 G♭M7/A7 DM7/F7 B♭M7/D♭7 G♭M7/G7
21 D♭m7/G♭7 Cm7/F7 Bm7/E7 B♭m7/E♭7 Am7-5/E7 E♭m7/A♭7 Gm A♭m7/D♭7
22 B♭M Gm G7
23 F7 E♭M7 Gm
24 B♭M Gm G7
25 F7 E♭M7 D7 G7
26 Cm7 B♭M Am7-5 Gm
27 Cm7 E♭M7 Gm G7
28 Cm7 Am7-5 G7
29 Cm7 E♭M7 G7
30 B♭ G E   D♭ B♭ B♭ G E   D♭ B♭

1.original

2.半音上からdominant app

3.Ⅱm7-Ⅴ7

4.7th chordへの置き換え

5.6 半音上からdominant app Ⅱm7-Ⅴ7

7.大きくドミナント(ウラ)app

10coltrane change

11.dominant pedal

12coltrane change Gmへ解決 大きくapp

13.double dominant app

14.double dominant app 大きくapp

15.1つのコードの中でdominant app

16.1つのコードの中でウラdominant app

17.keyの主音の1コードと捉える

18.keyの主音の1コードと捉えたものをdominant app

19.1コードと捉えたものをウラⅡm7-Ⅴ7でapp

20.1コードと捉えたものを coltrane change

21.ウラⅡm7-Ⅴ7

22-30 

dominant ウラdominant Ⅱm7-Ⅴ7ウラⅡm7-Ⅴ7 を使って書き出す練習

 

@shingo segawa

 

19Penta tonic scale とblues scale

□Penta tonic scale とblues scale

 

ペンタトニックスケールは5を意味するペンタが名前に使われている5音で構成されるスケールです

ブルーススケールは よく聞かれるブルースっぽい音の時に使われている音階です

 

ペンタトニック スケールとブルーススケールをなぜ学ぶのか?

 

□ペンタトニック スケール

 

チックコリア マッコイタイナーやケニーギャレットのような音使いや民族的 ,bluesy, funky なアドリブフレーズの可能性を広げることができるからです

 

メジャースケールよりも音が制限されるという意味で 洗練された印象のサウンドの感じを与えることができます

 

Degree(度数)は

Penta tonic scale(1-2-3-5-6)

 

C(C D E G A)
F  (F G A C D)
B♭  (B♭ C D F G)
E♭(E♭ F G B♭ C)
A♭(A♭ B♭C E♭ F)
D♭(D♭ E♭ F A♭ B♭)
G♭(G♭ A♭ B♭ D♭  E♭)
B     (B C# D# F# G#)
E     (E F# G# B C#)
A     (A B C# E F# )
D      (D E F# A B)
G     (G A B D E)

 

今回はこの(1-2-3-5-6)というメジャーペンタトニックスケールだけを使って アドリブのサウンド変化を試します

 

□ブルーススケール

ブルースっぽいカッコいい音が 自在に使えるようになるからです

 

ブルーススケールのdegree(度数) は

Blues scale (1-♭3-4-♭5-5-♭7-1)です

 

C7(C E♭ F G♭ G B♭ C)
F7   (F A♭ B♭ B C E♭ F)
B♭7  (B♭ D♭ E♭ E F A♭ B♭)
E♭7(E♭ G♭ A♭ A B♭ D♭ E♭)
A♭7(A♭ B D♭ D E♭ G♭ A♭)
D♭7(D♭ E G♭ G A♭ B D♭)
G♭7(G♭A B C D♭  E G♭)
B7    (B D E F F# A B)
E7     (E G A B♭ B  D E)
A7     (A C D E♭ E G A)
D7     (D F G A♭ A  C D)
G7     (G B♭ C D♭ D  F G)

 

などを扱います

 

□ブルージー(ファンキー)に演奏したい

□ブルーススケールを適当に弾くしかできない

□ブルーススケールをどこで使うのかがわからない

□もっとカッコいいブルースの演奏のコツが知りたい

□ペンタトニックスケールをどう使うかわからない

□ペンタトニックの練習方法がわからない

 

こんな方にオススメです

 

□必要トピック

ダイアトニックコード

セカンダリードミナント

セカンダリードミナントのウラコード

アボイドノート

オルタードスケール

ペンタトニックスケール


 

Blues and penta tonic

 

Shingo Segawa music

 

◽︎Blues scale

  • Blues scale (1-♭3 – 4-♭5- 5-♭7)
  • Ⅰ blues scale Ⅵ blues scale がkeyに対して使える
  • Blues scale でimprovise 
  • Blues フレーズ
  • Keyに対して大きく使うことができる(ダイアトニックトニックコードが多いものは使いやすい)

 

叩くリズム 強さなど

リズムバリエーション

人とリズム叩く練習を回す

 

練習はリズムやフィーリングを細かく聞いて 

クオリティを高くやる方がいい

 

◽︎Penta tonic scale

 

ダイアトニックスケール

アボイドノート

使えるペンタ

コードに対して何度か

ディグリーに対しての度数

 

それらをまとめて 簡単なフォームにおとしいれる penta tonic in diatonicの資料

 

  • 5音  scale
  • Major penta tonic scale(1-2-3-5-6)
  • 基本的には、たは使えるScale 内に 含まれるpenta tonic(avoid not を除いたもので)を選択

◽︎Scale 練習

  • (1-2-3-5-6) circle of 5th

  C -F -B♭ -E♭ -A♭ -D♭ -G♭-B -E -A -D-G

 

◽︎Chord typeに対していいサウンドが得られるpenta tonic(chord toneよりtensionを多く含む者の方がカッコイイ)

  • M7のとき

Ⅴpenta/ⅠM7

Ⅱpenta/ⅠM7 (lydian sound)

  • m7のとき

Ⅳpenta/Ⅰm7

♭Ⅶpenta/Ⅰm7

  • ◯7 (natural tension)のとき 

♭Ⅶpenta/Ⅰ7

  • ◯7 (alterd tension)のとき 

#Ⅳpenta/Ⅰ7

  • m7-5のとき

 m7のときのpentaの変形

 

♭Ⅶpentaをつかうと6が♭する形と決めることができる

  • Dimのとき

◯7に置き換えれるものは置き換える

Or diminished scale で近く5音を探す

  • Ⅱ-Ⅴ-Ⅰを大きくとらえて keyに対してのⅤpentaを使うなどのバリエーション

◽︎Penta tonic scaleを装飾してメロディーをつくる

  • Scale approach
  • Cromatic approach

◽︎Chord ごとにpenta tonic scaleを見つけて

chord change の時に 近くで繋ぐ練習をする

(Chord tone soloも同じコンセプトで)

 

◽︎Penta tonic scale pattern

  • 2tone pattern
  • 3tone pattern
  • 4tone pattern

◽︎パターンをいくつの拍で取るか

  • ◯tone pattern ◯つ取り
  • コンセプトでリズミックフレージングの拡大
  • pattern combination

2+2 2+3 2+4 3+4 3+5 など

 

実例で曲でなくてもコード進行で使えるものを書き出していた方がいい

 

ⅠM Ⅵ7 Ⅱm Ⅴ7のときを書いてもらう

これで実践してもらう

18モチーフ展開

□モチーフ展開

 

モチーフとは音楽を構成する最小単位の断片です 

 

なぜモチーフ展開を学ぶのか?

 

それらを使ってその曲に合ったフレーズ

手グセでないフレーズそれを展開するいくつかの方法を知ることで 関連性のあるアドリブを紡いでいったり新しいメロディーを作り出したりできるからです

 

モチーフの選び方

様々なモチーフ展開の考え方

モチーフ展開の練習方法

モチーフ展開の実践

 

などを学びます

 

□普段弾かないフレーズを弾けるようになりたい

□構成力のあるアドリブができるようになりたい

 

こんな方にオススメです

 

□必要トピック

コードトーンを演奏出来ること

メロディーが演奏出来ること

コードに対して最低一つのスケールがわかること


 

  • モチーフ展開
  • コード からスケールを選択する
  • ダイアトニックコードは キーの メジャースケール
  • スケールの選択は、たくさんある

 

  • モチーフ展開
  • 形の変形
  • 前 モチーフ 後ろに 付け足し
  • リズムの変形

 

  • 小さいモチーフ スケールパターン 音の数と拍がずれるリズムバリエーション
  • 大きい 二小節のモチーフ

 

  • 人のモチーフを応用 アンサンブル
  • 自分の演奏から生まれるモチーフ

17アッパーストラクチャートライアド

□アッパーストラクチャートライアド

(Combination of diminished& Altered scale)

 

アッパーストラクチャートライアドとは

スケールの中の音で構成されるテンションを含むトライアド(3和音)のことをいいます

 

今回はcom dim(コンディミ) スケールとオルタードスケールを中心に見ていきます

 

なぜアッパーストラクチャートライアドを学ぶのか?

 

テンションの入ったトライアドを使うことで

簡単に カッコいいアドリブが作れるからです

 

これらを応用することでドミナント7thコード(◯7)での演奏できる可能性が何倍にも広がります

 

Combination of diminished scale(コンビネーション オブ デイミニッシュ スケール)

 

(半音/全音 音階)

scaleの度数

 

【1-(♭2)-(#2)-3-(#4)-5-6-(♭7)】

 

✳︎表記【(2=9)( 4=11)( 6=13)】

 

このスケールは

(♭9)( #11) (13)のテンション

なのでナチュラルテンション とオルタードテンションの中間くらいにあります

 

そしてこのスケールは半音と全音が交互にくるため♭3度音程で=(イコール)になります

 

つまり三種類の形しかありません

 

C (com dim)(C  D♭ E♭ E F# G A  B♭ C)

D♭(com dim)(D♭ D E  F G A♭ B♭ B D♭)

D7  (Com dim)(D  E♭ F G♭ A♭ A  B C D)

 

ビルエバンス ハービーハンコック含め

ジャズの巨匠が演奏するようなモダンな音使いもこのスケールで作り出せます

 

Altered scale (オルタードスケール)

 

Altered scaleの度数は

 

【1-(♭2)-(#2)-3-(#4)-(♭6)-(♭7)-1】

 

✴︎(2=9. 4=11. 6=13)

 

C   (C D♭ D# E  F# A♭ B♭ C)

F (F G♭ G# A  B D♭ E♭ F)

B♭(B♭ B C# D E G♭ A♭ B♭)

E♭(E♭ E F# G  A B D♭ E♭)

A♭(A♭ A B C D E G♭ A♭

D♭ (D♭ D E  F G A B D♭)

G♭(G♭ G  A B♭ C D E G♭)

B(B C D D# F G A B)

E(E F G G# A# C D E)

A(A B♭ C C# D# F G A)

D(D  E♭ F F#  G# B♭ C D)

G(G A♭ A# B C# E♭ F G)

 

これらのスケールを有効に使う方法

を扱います

 

□アッパーストラクチャートライアドの使い方がわからない 

□テンション感のあるモダンなサウンドのアドリブをしたい

□オルタード コンディミ スケールをもっと上手く使いたい

□ ◯7コードに対して 簡単に演奏出来るフレーズの引き出しを格段に増やしたい

 

こんな方にオススメです

 

□必要トピック

音程がわかること

3和音4和音

✳︎スケールを知ってること(覚えてなくても大丈夫です)


 

workshop 【com dim /whole tone scale】 Lyd7th altered scale

 

ドミナント7thコード(◯7)の時に使えるスケール

 

combination of diminished scale   

探し方

1.dimコード と 半音上のdim コードの コンビ (組み合わせ)で出来ているスケール
2.半音/全音 で構成されたscale

 

  • ♭3音程で同じになるので

3つのスケールで全てのキーに使える

(C=E♭=G♭=A)( D♭=E=G=B♭)(D=F=A♭=B)

  • アドリブでの使い方

1.スケール的に使用したフレーズやscale pattern 

 

  1. スケールから出来るコードを使用したフレーズ
    ●com dim scale内で出来る コードを探す→ 

  • 全てのドミナント7thコードに対して1つ のアッパーストラクチャーコード(スケール内のテンションを含むコード)を 書き出す

 

(注)初めは書きだしたコードトーンのみを使うようにする

 

 Com dim scale から出来るコード

chord type\degree ♭Ⅲ ♭Ⅴ
♭Ⅲ ♭Ⅴ
◯m Ⅰm ♭Ⅲm ♭Ⅴm Ⅵm
◯m(-5) Ⅰm(-5) ♭Ⅲm(-5) ♭Ⅴm(-5) Ⅵm(-5)
◯7 Ⅰ7 ♭Ⅲ7 ♭Ⅴ7 Ⅵ7
◯m7 Ⅰm7 ♭Ⅲm7 ♭Ⅴm7 Ⅵm7
◯m7(-5) Ⅰm7(-5)  ♭Ⅲm7(-5) ♭Ⅴm7(-5)  Ⅵm7(-5)
◯dim Ⅰ dim ♭Ⅲdim ♭Ⅴdim Ⅵdim

+ Scale 上のDim chord 全て

 

同様に whole tone scaleでも応用できる

Whole tone scale

探し方

□全音だけで構成されているスケール

 

(C=D=E=G♭=A♭=B♭)(D♭=E♭=F=G=A=B

 

Whole tone スケールから出来るコード

 

aug triad /◯7aug / ◯7(-5) /など

 

コードトーンが上手く操れることが
必要な能力
 

コードトーン練習方法

✴︎コードトーンソロ

次のコードにスムーズに繋がるように小節線を超えるときに近くでつなぐ

✴︎ゆっくりのin tempoで弾けるようにする 

 

3和音コード 

135 153 

315 351

513 531 

 

4和音 コード順列
1­3­5­7  1­3­7­5 1­5­3­7  1­5­7­3 1­7­3­5 1­7­5­3
3­1­5­7  3­1­7­5 3­5­1­7  3­5­7­1 3­7­1­5 3­7­5­1
5­1­3­7  5­1­7­3 5­3­1­7  5­3­7­1 5­7­1­3 5­7­3­1
7­1­3­5  7­1­5­3 7­3­1­5  7­3­5­1 7­5­1­3 7­5­3­1 

 

————————————————————

Scale degreeとscale color sound 

スケールの響きを感覚で掴む

 

1.Mixolydian scale

(1-2-3-4-5-6-♭7)

(1-9-3-11-5-13-♭7)

✴︎注意→4(11)はアボイド ノート

 

2.Com dim scale

(1-♭9-#9-3-#11-5-13-♭7)

 

3.Whole tone scale

(1-2-3-#4-♭6-♭7)

(1-9-3-#11-♭13-♭7)

 

4.Lyd7th scale

(1-2-3-#4-5-6-♭7)

(1-9-3-#11-5-13-♭7)

 

5.Altered scale

(1-♭9-#9-3-#11-♭13-♭7)

 

課題)

枯葉の◯7に書き込む

 

Ⅱm7-Ⅴ7-ⅠM7 voicing におけるⅤ7のスケールカラー↓

  • Ⅱm7(♭3-5-♭7-9)-Ⅴ7(♭7-9-3-13)-ⅠM7(3-5-7-9)

 

  • Ⅱm7(♭7-9-♭3-5)-Ⅴ7(3-13-♭7-9)-ⅠM7(7-9-3-5)

 

Voicingを利用してフレーズを作る

小節線をこえるとき 近くでつなぐ

16Approach note

□Approach noteを知ること

 

アプローチノートとは ある音に向かっていく音のことです

 

なぜアプローチノートを学ぶのか?

 

ジャズのフレーズは コードなどに対してアプローチする音でできているので

それを意識して演奏できると ジャズらしいフレージングが フレーズを覚えなくても作り出せるようになるからです

 

アプローチノートは大きく分けて二種類あります!

スケールでアプローチする(scale app)と

半音でアプローチするクロマチックアプローチ(cromatic app)です

 

アプローチノートでギタリスト ジョーパスのような アドリブラインも作り出せます

 

アプローチノートの練習方法

アプローチノートの配置

 

などを扱います

 

□スケールとコードでジャズっぽいアドリブが出来ない

□カッコいいアドリブの作り方を知りたい

□アプローチノートの練習方法が知りたい

 

こんな方にオススメです

 

アプローチノートを使うと様々なバリエーションでメロディーを作り出すことができます

 

□必要トピック

使えるスケールがわかること

コードトーンが分かること

 


Shingo Segawa music

 

  • アプローチノート

1 前打音 と補助音

前打音 (前に弾く音)

補助音(同じコードトーンに隣接するノンコードトーンが 挟まったもの)

 

2Passing note とcromatic passing tone

Passing tone (二つの音を音階的に繋ぐ)

Cromatic passing tone(二つの音を半音階で繋ぐ)

 

3delayed resolve (遅れて解決する)

上下からアプローチして解決

 

  • メロディーの装飾

1 Cromatic approach 

1音でアプローチ

2音でアプローチ

 

2 scale approach 

1音でアプローチ

 2音でアプローチ

 

3 オクターブ 

(最初の音を次の音と同じ方向で一オクターブ変えて加える)

 

4 前の音と反対側からアプローチ

 

5 上下からアプローチ

 

6 二つの音のあいだを  

基本スケールで 跳躍はコードトーンで繋ぐ

発展させてテンション など

 

Approach note 

  • Cromatic approach
  • Scale approach

 

Cromatic approach 

  • 形が同じなので簡単
  • 緊張感のバランスをとるのが難しい

Scale approach

  • 安定
  • スケールごとに変わる

Guide tone 

Guide line

  • コード テンションそれ以外の音の三つの選択

リズムの先取り

  • 目的地へアプローチする
  • 目的地を決める

 

  • 練習方法1

一つのテクニックのみを使って曲に当てはめて練習する

  • 練習方法2

Step-1

cromatic approachの練習

circle of 5th  C -F -B♭ -E♭ -A♭ -D♭ -G♭ -B -E -A -D -G 

Step-2

scale approach

一音づつのアプローチを上下から試してみる

 

慣れてきたらニ音 以上に広げる

  • Cromatic approach

スケールから外れて緊張感が出る場合も多い

  • Scale approach

Scaleの中で ある程度、安定したサウンド

自由に混ぜる

Step-3

コードトーンを弾く練習

(テンポなしからインテンポ)

Step-4

コードトーンの3度だけを弾く

(曲の中のテンポの中でできるように)

いろいろな度数のバリエーション

Chord tension それ以外

Step-5

コードトーンやテンションを意識して

二拍づつくらいの流れのあるガイドラインをつくる

Step-6

ゆっくりとアプローチして 進んでいくようにする!

 

コードトーンの色分け
テンションの色分け

クロマチックスケールの練習
クロマチックアプローチの練習

スケールアプローチの練習
上下

コードトーン練習
スケール練習

1スケールでつなぐ
そのままスケールアプローチ

2スケールで近くまで繋いで
クロマチックアプローチ

☆アプローチノートまでスケールでアプローチ
自然なメロディー


今回のワークショップ
ジャズっぽいメロディーを自分で作り出せること
ゆっくり練習すること

が目標
、一つのコードに対してずっと演奏できるようにする^ ^


Play and rest

スケール的に動くこと
コードで跳躍すること
が綺麗なメロディーの基本

コードトーンに対して
クロマチックアプローチ
スケールアプローチ

スケールトーンに対して
クロマチックアプローチ
スケールアプローチ


追記

 

様々なアプローチノートをつかって リズムなしのラインを書く 

それを自由なリズムに当てはめたり

休符をつかったり

して譜面を作って実例をあげる



—————————-

□アプローチノートとは

ある音へ向かうための音

このアプローチの音を設定するか

基本的に大きく2つのアプローチがあります

 

スケールアプローチ(sc app)と

クロマチックアプローチ(cr app)

 

スケールアプローチはコードに対して使えるスケールの音でアプローチする

 

クロマチックアプローチは 半音階でアプローチします

✴︎特徴

Scale appは 安定しているが スケールごとに変わるので難しい

Cromatic appは 形が同じなので演奏は簡単だが

緊張感のバランスを取るのが難しい

 

  • 2音間のメロディーの装飾の方法

 

❶クロマチックアプローチ

❶-22toneクロマチックアプローチ

 

❷スケールアプローチ

❷-22toneスケールアプローチ

 

❸scale かcromatic で隣に動いて戻る

❹オクターブ装飾(次の音と同じ方向でオクターブの音を足す)

❺上下からアプローチ(delayed resolve)

Sc app cr app 組み合わせ など

 

❻2音の間を 基本スケールで跳躍をコードトーンで

 

  • Guide tone(guide line)の設定

設定のペース

C major scale

メロディー装飾の例

]

 

circle of 5th  

C -F -B♭ -E♭ -A♭ -D♭ -G♭ -B -E -A -D -G 

 

□Cromatic app variation

目的音から m2 M2 m3 M3 音程 上下の音を探す

 

これらの組み合わせを自由につかえる

一つ選んで 

circleで練習する

 

例)

□3つのguide toneでフレーズを作る流れ

 

15ジャズフレーズの応用と練習方法

□ジャズフレーズの応用と練習方法

 

ジャズフレーズとは

ジャズアドリブをするときに覚えて演奏するフレーズです

 

なぜジャズフレーズの応用と練習方法を学ぶのか?

 

たくさん覚えないといけないと思ってしまうジャズフレーズを一つのフレーズを有効に使うことで 好きなフレーズを自分のものにしていけます

 

何気なく自分自身でいい感じに弾いているフレーズ カッコよく演奏できるフレーズも

 もっと有効に活用できます

 

フレーズの分類

フレーズの分析と応用

一つのフレーズの練習方法

 

などを扱います

 

□いいフレーズが浮かばない

□フレーズが覚えられない

□フレーズの効果的練習方法がわからない

□コードを見たときに弾ける音がたくさん見えるようになりたい

 

方にオススメです

 

たくさんのフレーズを覚えて応用できないより一つをたくさん応用できるほうが

効率よく バランスのいい上達ができます

 

□必要トピック

ダイアトニックコード

セカンダリードミナント 

セカンダリードミナントのウラコード

コードをルート音に対するdegree(度数)を数字で表せる能力


 

workshop jazzフレーズ強化 アプローチ

 

shingo segawa music

 

  • diatonic chord and scale(Ⅰ-Ⅶ)
  • natural tension chord and scale(1-2-3-4-5-6-♭7)
  • mixolydian ♭6 (1-2-3-4-5-♭6-♭7)  / Com dim 1-♭2-#2-3-#4-5-6-7)

 

  • altered tension chord and scale(1-♭2-#2-3-#4-5-♭6-♭7)
  • lydian7th chord and scale(1-2-3-#4-5-6-♭7)

 

  • 最初は簡単なフレーズから覚える

 

  • 一つずつ書き出す(自分のフレーズ、アドリブ集、コピー譜面、自分で音をとるなど)
  • コピーしたミュージシャン別 に分けておく

 

1.フレーズを書き出す  

 

degree数字でも書いて度数でも理解する

全ての調で練習する

 

2.慣れてきたら曲にそのまま当てはめる

他の音は弾かない

 

3.その後 フレーズとフレーズをスムーズに繋ぐ音を入れる

 

4.慣れるまでインプロバイズする

 

5.慣れたらその辺りをguideとして自由に演奏する

 

6.モチーフ展開してさらに広げる

 

diatonic chord Ⅰ△7 Ⅱm7 Ⅲm7 Ⅳ△7 Ⅴ7 Ⅵm7 Ⅶm7-5
secondary dominant Ⅴ7 Ⅵ7 Ⅶ7 Ⅰ7 Ⅱ7 Ⅲ7 #Ⅳ7
secondory dominant ウラコード ♭Ⅱ7 ♭Ⅲ7 Ⅳ7 ♭Ⅴ7 ♭Ⅵ7 ♭Ⅶ7 Ⅰ7

 

jazz理論14 スウィングとリズムの展開

□スウィングとリズムの展開

 

スウィングとは ジャズでの一番核となる

揺れるようなリズムです

このリズムのコツを知るとスウィングすることが出来ます

 

なぜリズムの展開学ぶのか?

 

そして拍子とリズムバリエーションを知ることで様々な拍子(変拍子)や フレージングのリズムの可能性を広げることができます

 

それに swing bossa novaなどのスタイルの特徴などを応用することで 自然にスタイルに合ったフィーリングで演奏することもできます

 

拍と 音数のグループ 休符 groove と音の長さ強さ や形  について意識して見ることによって リズムの癖から解放される新しい演奏アプローチも可能です

 

スウィングのリズムの特徴

メトロノームの使い方

ポリリズムフレーズ

簡単なフレーズのリズミックディプレイスメント(リズムの置き換え)

 

などを扱います

 

□スウィングの演奏の仕方がわからない

□リズムに癖がある

□変拍子が演奏出来ない

□簡単なフレーズを有効利用したい

 

そんな方にオススメです

 

 □必要トピック

4分音符

3連符

8分音符

16分音符

 


□基本的なスィングのリズムのコツ

スィングのリズムをしっかり把握すると 自分で出したいスィング感を 意識して提示することができ
アンサンブル演奏 や 1人での演奏のグルーブ感がよくなります

□イーブンの8分音符と三連の切り替え
□メロディーのジャズっぽいリズムフェイクのコツ
□ジャズバラードのリズムフェイクのコツ

リズムを読むコツ
リズムの癖から抜け出す

□変拍子の練習方法

□小節線を超えるフレージング


———-


スウィングのリズム

□なにをやるのか

ジャズに置いて 一番大切なリズムを学びます

スウィングするソロ やメロディーを弾けるようにします

メトロノームを使ったスウィングビートの練習方法を学びます


□悩み

自分自身がスウィングできているかどうかわからない

スイングのコツがわからない

スイングする感覚を一人ではつかめない
一人でもスウィングする練習方法が知りたい

メロディーをジャズっぽくしたい(リズム)

解決方法を
を理論と実践を交えてわかりやすく教えます

トピック
□Swingのコツ
□シンコペーションとアンティシィペーション
□Swing とeven
□小節線を超えるフレージング
□ダブルタイム(倍テン)ハーフタイム
など

 

 

□swing

□swing とevenの切り替え

□swingとメトロノーム

  • =メトロノームの位置

3連符の3個目でメトロノームがなるのを聞くためのステップ)

16分音符の4つ目でメトロノームを聞く練習

 

  • ジャズっぽいメロディーの装飾

 

□シンコペーションとアンティシィペーション

強拍(down beat)と弱拍(up beat)

 

強拍と弱拍がタイで繋がる

弱拍にアクセントがつく

 

✳︎d=down beat u=up beat

アンティシィペーション 

強拍の先取り(食う)

メロディーを、先取りして メロディーに躍動感が出る(次に進んでいく感じ)

 

スウィングの三連のリズムに当てはまるようにバリエーション(16分音符でも)

☆スタンダードの簡単な曲のメロディーを(拍やリズムを提示しながら)スウィングさせることが出来るようにすること

 

☆スウィングと拍感覚

8分音符と同じように16分音符も

 

フレージングリズムは音の使い方

(向かい方でも変わる)

□ダブルタイム(倍テン)ハーフタイム

□アーティキュレーション

 

楽器のコントロール技術

(レガート スタッカート)evenとswing

□time strech(タイムストレッチ)

テンポに対して

1センター 2前 3後ろ

Layed back 

☆小節線を、超えるフレージングと拍感覚

step-1拍を数えながら弾く 

8分音符( 三連符 16分音符) だけ使って弾く全部埋めるように

step-2ランダムに休符を挟む+@違う拍子も

□ゆっくり軽くswingさせること

jazz理論13 guide tone(ガイドトーン)とpacing(ペーシング)

□guide tone(ガイドトーン)とpacing(ペーシング)

 

ガイドトーンとは

その名前の通り ガイド(案内)になる音です

ペーシングとは

pace=(歩調)からきていて 間のコントロールのことを言います

 

なぜガイドトーンとペーシングを学ぶのか?

 

ガイドトーンは不確定なアドリブに軸となる ラインを作って安心してアドリブが出来るようになるため

 

ペーシングは

ついつい弾きすぎてしまう癖やマンネリから

間をコントロールことで癖から抜け出したフレージングができるようになるためです

 

ガイドトーンを配置

練習方法

フレーズの作り方

間のコントロール

 

などを扱います

 

□アドリブをするのが不安な方

□テンションを上手く使いたい方

□ついつい弾き過ぎてしまう 

□フレーズのリズムがワンパターンなど

 

こんな方にオススメです

 

□必要トピック

 

曲のメロディーが演奏できる

コードトーンを演奏できること

コードに対して演奏できるスケールが最低一つわかること

——————–



Guide tone と Pacing

 

☆アドリブの練習方法

一度に一つづつ練習する

 

□guide tone(ガイドトーン)

(案内役にする音 道しるべにする音)を自分で、設定して そこを通りながらアドリブする

 

□pacing(ペーシング)

演奏する場所としない場所を意図的に練習する

  • guide toneの可能性

Start(そこから始まる音)

Pass(経過、 通過する音)

End(そこに向かって終わる音)

  • Guide toneとguide toneの間の音

基本的にスケールとコードで繋いでいく

(ストックフレーズ スケールパターンなど様々な可能性)

✳︎アボイドノートに注意する

 

  • Guide toneの配置の方法

step-1 最初は 曲のメロディーの音をガイドにして試してみる

Step-2コードトーンだけをguide tone にして自由に選ぶ

Step-3テンションだけをguide toneにする

Step-4コードトーンとテンションを交互に配置してみる

 

+@コードトーンでもテンションでもない音

 

Guide toneの配置ペース(4/4の場合で)

1小節に2個

(制限されている分しっかりガイドの音を感じさせるライン)

1小節に1個

2小節に1個(自由度が高いが ガイドがあるので方向性は失わない)

  • Gude toneをコントロールするためにできる練習方法

 

□メロディーを弾く

□曲のコードのコードトーンを弾く(テンポ無し)

□コードトーンをdegree(度数)で弾けるようにする(テンポ無し)

(例)Cm の 3 など コードトーンは基本的に(1-3-5-7)

□スケールを弾く (テンポ無し)

□使えるテンションの書き出し

□テンションを度数で反応出来るようにする

(例)Cの13は  A など

 

テンポ無しで慣れたら

□超ゆっくりのテンポの中でコードトーン(1-3-5-7)を弾く

+@(3-571)など順列のバリエーションも練習する

□超ゆっくりのテンポの中でスケールを練習する

 

  • guide toneの練習方法

Guide toneにむかってテンポ無しで 自由に動き回ったあとガイドトーンで終わる(end)

 

これをインテンポで出来るまで ゆっくり練習する

+@approach note ,be bop

□Pacing 練習方法

 

Play(弾く) & Rest(休む)

(1/1, 1/2 ,2/1,2/2,2/3 ,3/1,3/2,3/3など)

 

意図的に休む練習をすることで フレージングが変わりバリエーションが生まれる

 

1/1

1/2

2/1

 

慣れてきたらguide toneと組み合わせてみる

 

2/2  + guide tone

 

jazz理論12 8つの重要なスケール

8つのスケール

 

ダイアトニックスケール

セカンダリードミナント

セカンダリードミナントのウラコード

 

キーに関連して使えるスケールがわかったところで

 

よく出てくるスケールを最低限の8つに まとめてみました

 

これらのスケールをどの位置からでも始められる練習をしすることによって

 

それぞれに含まれているスケールも技術的に演奏できる状態になります

 

Major scale スケールナンバー

含まれているスケール(dorian phrygian lydian mixolydian aeorian locrian)

Melodic minor scale 

(lydian7th altered mix(♭13) loc(#2)

Harmonic minor scale(Hmp5below)

Combination of diminished scale(diminished scale)

Whole tone

Penta tonic scale

Blues scale

Cromatic scale

 

これら以外にスケールはたくさん作れるとは思いますが

これくらいを有効に利用することで 基本的なアドリブを大きくカバーできます

 

まずは シンプルな スケールを最大に活用出来れば

 

発展形のスケールもさらに有効利用できるはずなので これらのスケールをルート以外からでも演奏ようにして下さい